2016/08/26

8bitゲームマシン・コンピューター 「PocketC.H.I.P.」 スピーカー取り付け方法!! 【改造】


8bitゲームマシン・コンピューター「PocketC.H.I.P.
公式フォーラムより「PocketC.H.I.P.」本体にスピーカーを取り付ける改造方法が公開されました。
作業工程はとても簡単で、部品さえあれば約20~30分程度で完了する作業になります。
早速、作業工程をかんたん翻訳して解説していきたいと思います。


20分未満で「PocketC.H.I.P.」にスピーカーを追加します
「PocketC.H.I.P.」にスピーカーを追加することは、ハードウェア拡張のすばらしい手順の一つです。
電気エンジニアの一人であるJoseは、約5分でハックを完了し、「PocketC.H.I.P.」にスピーカーを追加しました。オフィス内の全員がそれに興奮しました。

カスタム回路、はんだ付けなどの作業は危険が伴う作業のように感じるかもしれませんが、誰でも簡単に行える方法です。
パーツは約$5程度で済み、初心者であっても30分程度で完了します。
質問がある場合にはフォーラムにできるだけ詳しい内容で投稿してください。



PARTS(部品)
プレカットワイヤラッピングは超便利!!(上画像のようにカットされたワイヤーをいいます)

この作業に必要な部品は簡単に用意することができます。
その部品の直リンクは下記のとおりです。

30AWGワイヤー(ワイヤラッピング)
細いワイヤーを切断するには、ワイヤーストリッパーという工具が必要になりますが、これをうまく利用すれば工具を購入しないで済みます。

8Ωスピーカー
ポケットチップ本体に収める必要があるので、小径スピーカー(~23mm)を選択します。

3Wアンプ
電気エンジニアのJoseは、このシンプルなアンプを使用しました。

カプトンテープ(ポリイミドフィルム)
もし、カプトンテープを持っていない場合、マスキングテープや電気テープを代替品として使用しても良いでしょう。



TOOLS(工具)
  • はんだこて、はんだ
  • ホットグルーガン、グルー
  • ラジオペンチ
  • ピンセット
  • ワイヤーカッター
  • ワイヤーストリッパー※
※ワイヤラッピングを使用する場合には必要がないかもしれませんが、細い通常のワイヤーを利用する場合にはあった方が良いでしょう。



1.「PocketC.H.I.P.」を準備します。
電源がOFFになっていることを確認し、「PocketC.H.I.P.」裏面に装着されている「C.H.I.P.」を慎重に取り外します。次に表面にして画面の周囲を囲むプラスチックフレームを取り外します。
最後に「ホーム/電源」ボタンの両端の背面プラスチックケースのツメを外し、背面プラスチックケースを取り外します。

Note:はじめて「PocketC.H.I.P.」を使っているのなら「ドキュメント」が役立ちます。



2.バッテリーを取り外します。
はんだ作業を行う前にバッテリーを取り外してください!

「PocketC.H.I.P.」のバッテリーコネクタを見つけます。
ラジオペンチを使用してバッテリーコネクタから白いプラスチックを引き抜きます。
(色:オフホワイトなのが、バッテリーコネクタになります)

警告:ワイヤーを引っ張るのではなく、プラスチックコネクタ部(白いプラスチック)を引き抜いてください。



3.「PocketC.H.I.P.」のむき出し基板を保護しましょう。
保護するにはテープ!

カプトンテープを小さくカットして、「PocketC.H.I.P.」左側にある基板に貼り付けます。
これは、アンプ基板と「PocketC.H.I.P.」基板の接触防止をするために行っています。

注意:カプトンテープがない場合には、代替品してマスキングテープ、電気テープを使用すると良いでしょう。ダクトテープは使わないでください。



4.ホットグルーガンを使って「PocketC.H.I.P.」基板にアンプを固定します。
最初にグルーガンで接着してから、はんだ作業に移ります。

グルーガンで接着する前に位置あわせを行いましょう。
下に貼り付けたテープがぴったりというよりは、アンプを貼り付けてもテープが見える感じに余裕があった方が良いでしょう。また、上画像のようにアンプが「PocketC.H.I.P.」のピンヘッダの近くに配置されるようにしてください。

接着する場所が確定できたら、アンプ下にホットグルーガンでグルーを流しこみ「PocketC.H.I.P.」に押しつけて接着してください。



5.「PocketC.H.I.P.」とアンプを接続します。(はんだ作業)
ピンセットを利用すると効率的です。

プラスチックヘッダーピン下部の金属部にワイヤーをはんだ付けすることをオススメします。これは「C.H.I.P.」を取り付ける際に邪魔にならないようにするためです。

「PocketC.H.I.P.」基板の「GND」とアンプの「5V -」にワイヤーをはんだ付けします。
次に「PocketC.H.I.P.」基板の「VCC-5V」とアンプの「5V +」にワイヤーをはんだ付けします。

注意:はんだ付け作業をしたことがない場合には「この漫画」を見るといいでしょう。
「PocketC.H.I.P.」基板と、アンプをはんだ付け



6.「PocketC.H.I.P.」基板と、アンプのオーディオラインをはんだ付けします。

下記の6箇所をはんだ付けしましょう。

・「PocketC.H.I.P.」基板の「HPL」とアンプの「L」にワイヤーをはんだ付け
・「PocketC.H.I.P.」基板の「HPCOM」とアンプの「」にワイヤーをはんだ付け
・「PocketC.H.I.P.」基板の「HPR」とアンプの「R」にワイヤーをはんだ付け

それが完了したら、アンプにスピーカーをはんだ付けします。
作業中の写真です。アンプの「R」は、「PocketC.H.I.P.」基板の「HPR」と配線する必要があります。



7.アンプとスピーカーをはんだ付けします。
スピーカーのエッジのみを接着!

2本のワイヤーを使用して、アンプとスピーカーをはんだ付けします。
必要最低限の長さのワイヤーを使用して「PocketC.H.I.P.」と接続するようにしてください。

注意:スピーカーにはんだ付けする前に、所定の位置にスピーカーを接着してからはんだ付け作業をすると効率的です。

一つのスピーカーを接続する場合には、上画像のようにはんだ付けをしましょう。
(アンプ基板に記載されている文字が読める向きで右側の+ーを使用します)
ステレオサウンド(2つのスピーカー)を持ちたい場合には、もう片方を利用します。
(上画像の残りの左側の+ーを使用します)

この作業が終わったら「PocketC.H.I.P.」背面に「C.H.I.P.」を取り付けて音声テストを行います。
すべての配線が完了!



8.ボリュームコントロール

PICO-8を起動してスピーカーテストを完了したら「PocketC.H.I.P.」組立てます。
音量を調整するには、ホーム画面から設定メニューに移動し、出力ボリュームをスライドして行います。

「PocketC.H.I.P.」でヘッドホンを使用しているときに、スピーカー音声を再生したくないのであれば、ホーム画面からターミナルを起動しましょう。
ターミナルを起動したら「alsamixer」と入力して実行してください。
スピーカーのON/OFFを切り替えるには「alsamixer」を使用してください。

矢印キーを使用して「Left Mix」を選択し、キーボードの「m」を押します。
スピーカーをOFFに切り替えることができます。スピーカー出力をONに戻したい場合には同じ操作を行ってください。「alsamixer」を終了するには「ESC」を押してください。

翻訳元記事:Add a Speaker to PocketC.H.I.P. in Less Than 20 Minutes — Blog. by Next Thing



8bitゲームマシン・コンピューター 「PocketC.H.I.P.」にスピーカーと取り付ける方法は以上になります。
必要工具・部品さえあれば簡単にスピーカーを取り付けることが可能です。

改造に必要な部品については、海外通販サイトを利用して仕入れる必要はなく、Amazon.co.jpで簡単に入手可能な部品のみで構成されています。
(必要部品のリンクについては、記事中の「PARTS(部品)で記載しています)

8bitゲームマシン・コンピューター 「PocketC.H.I.P.」にスピーカーがあったら良かったのに・・・と考えていた方は是非ともチャンレジしてみましょう!

その他にも公式ブログ・フォーラムで公開された情報についても、解説を行っています。
興味のある方は「PocketC.H.I.P.」 目次 【まとめ記事】を参照ください。



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