2018/04/09

3Dプリンター組立キット「TEVO Tarantula」を組み立てる!週刊とんちき3Dプリンター7号 プリントヘッドキャリッジ編!

海外通販サイトで売れている3Dプリンター組立キット「TEVO Tarantula」の組立方法、使い方を定期的に解説していく「週刊とんちき3Dプリンター」の7号(記事公開)です。今回は「プリントヘッドキャリッジ」の組み立てを進めていきます。組立未経験な筆者が3Dプリンターの組み立てにチャレンジしていきます!




3Dプリンター組立キット「TEVO Tarantula」Z軸インストール編

「週刊とんちき3Dプリンター」では、おそらく海外通販サイトで一番売れている、TEVO社(TEVO 3D Electronic Technology Co., Ltd.)の3Dプリンター組立キット「TEVO Tarantula」の組立方法、使い方を定期的に解説していきます。3Dプリンターの組立未経験の筆者の体験談をお楽しみください。

このコラムでは、アップグレードパーツを含めたフルセットの組立キット(Auto Large Dual Flex)を使って組み立てを進めていきます。


スポンサーリンク

マニュアルどおりに

3Dプリンター組立キット「TEVO Tarantula」には、組立マニュアル(TEVO TARANTULA ASSEMBLY MANUAL)が付属しています。今回はプリントヘッドキャリッジ(Print Head Carriage Installation)の組み立てを進めていきます。

組立マニュアルは完全ではないので、補足しながら組み立てに必要な小袋(Bag)、パーツ(Item)を確認し、ゆっくりと組み立てを進めていきます。



パーツを確認していく

プリントヘッドキャリッジ(Print Head Carriage Installation)の組み立てを進めていきます。まずは組み立てに必要なパーツ(Bag、Item)を確認していきます。今回の作業では、小袋「A-8」、小袋「A-9」、アクリルパーツ、マイクロスイッチ(Endstop)、ベルト(GT2 Belt)、デュアルエクストルーダー(Hotend(E3D))を使います。

その他にも小袋「B-6-1」、小袋「B-5」の残りのパーツ、チューブ(PTFE Tube)なども使います。細かな工程が多いので、画像を多めに組み立てに必要な小袋、各パーツについては作業に合わせて解説していきます。



パーツの組み立て

まずは、アクリルパーツにマイクロスイッチ(Endstop)を取り付けるのですが、一本のケーブル(フラットケーブル)になっているので、必要な数だけを用意します。

今回の作業では、マイクロスイッチ(Endstop)を1つだけ使います。ゆっくりとケーブルを取り外しましょう。

マイクロスイッチ(Endstop)を固定するネジ・ボルトを用意します。細長いネジなのですぐに見つけられるでしょう。 (小袋「A-8」の細かいパーツは余るので保管しておきます)

取り付け位置・向きに注意しましょう。

アクリルパーツにホイール(Wheel)を取り付けていきます。ここまでの作業で何度も取り付けた定番の組み合わせです。ワッシャー2つを取り付けるのがポイントです。 小袋「A-9」に入ってます。

アクリルパーツの前面(左右)に取り付けます。取り付ける際にマイクロスイッチ(Endstop)、アクリルパーツを破損しないように注意しましょう。

前々回(週刊とんちき3Dプリンター 第5号)取り付けをしたX軸のフレームの上部に、アクリルパーツを取り付けます。

小袋「A-9」に入っている残りのパーツを使います。こちらも定番の組み合わせなので迷うことはないでしょう。こちらはワッシャーを一つだけ使います。

アクリルパーツを上下に持ち上げてグラつきがないこと、スムーズにスライドすること、ホイールがすべて回っていることを必ず確認します。問題がなければ次の工程へ進みましょう。

スポンサーリンク

デュアルエクストルーダー(Hotend(E3D))を取り付ける前に、フィラメントを通すチューブ(PTFE Tube)の調整を行います。

デュアルエクストルーダー(Hotend(E3D))の先端に付いているノズルを取り外します。付属の工具での取り外しは難しいので、レンチ等を使って取り外しましょう。

ノズルにはシリコングリスが塗られています。シリコングリスが古いと熱伝導率が悪くなるので塗り直しておくことをおすすめします。(私は「高性能熱伝導グリス Kryonaut」を使いました)

チューブ(PTFE Tube)は、どちらの先端も平らではないのでカッターナイフなどで切り揃えます。印刷時のフィラメント漏れを防ぎます。

デュアルエクストルーダー(Hotend(E3D))に、チューブ(PTFE Tube)を差し込みます。(チューブ差し込み位置を確認し、油性マジックで位置をメモしておきます)

チューブ(PTFE Tube)の差し込み位置を確認します。画像では見えづらいですが…ノズルを取り付けた場合の位置を想定して油性マジックで位置をメモしています。

一度、差し込んだチューブ(PTFE Tube)は、引っ張っても抜けないので、押し出す形で取り外します。まったく同じ構造なので、もう片方のチューブにも同じ位置に油性マジックでメモをしておきましょう。

下準備が終ったら…デュアルエクストルーダー(Hotend(E3D))と、小袋「B-6-1」を用意します。

デュアルエクストルーダー(Hotend(E3D))に、小袋「B-6-1」に入っている冷却ファンを取り付けます。

冷却ファンの取り付け向きに注意しましょう。冷却ファンのケーブルは上向き(左上)にくるように取り付けると良いようです。

デュアルエクストルーダー(Hotend(E3D))に冷却ファンを取り付けたら、先に取り付けしたアクリルパーツに固定します。

デュアルエクストルーダー(Hotend(E3D))の場合、3カ所をネジ止めします。ネジは小袋「B-6-1」に入っています。(小袋「B-6-1」の細かいパーツは余るので保管しておきます)

ステッピングモーターに小袋「Bー5」で余っていた滑車(GT2 Pulley)を六角レンチを使って固定します。ベルト(GT2 Belt)を取り付けるので、既に取り付けられている滑車の位置調整もしておきます。

Bフロアにあるベルト(GT2 Belt)、結束バンド(Zip Tie)を用意します。

フレーム中心の穴へベルト(GT2 Belt)を通していきます。

滑車(2カ所)・アクリルパーツにベルトを通し、 結束バンド(Zip Tie)を2本使って固定させます。造形ベッドを取り付けたときと同じ感じです。

ベルト(GT2 Belt)、結束バンド(Zip Tie)の余計な部分は切り取っておきましょう。反対側も同じように滑車(2カ所)・アクリルパーツにベルトをとおして固定させます。

アクリルパーツを左右にスライドさせながら、ベルト(GT2 Belt)がスムーズに動いているかよく確認をします。問題がないようであれば完成です!

ベルト(GT2 Belt)は緩んでいても、張り過ぎていても、きれいに印刷ができません。この部分については実際に試行錯誤をして覚えていくことが重要なようです。組み立て作業も残りわずか!3Dプリンターの組み立ても完成に近づいてきました!



プリントヘッドキャリッジ完成!

3Dプリンター組立キット「TEVO Tarantula」の、プリントヘッドキャリッジ(Print Head Carriage Installation)の組み立てが完成しました!今回の作業では、3Dプリンターの要であるデュアルエクストルーダーが登場し、組み立てのゴールが見えてきたように感じます。また、組み立て作業にも慣れが出てきたことから、ネジ・ボルトといった細かなパーツ選びもスムーズに進めることができました。

次回の「週刊とんちき3Dプリンター特別号」では、3Dプリンター組立キット「TEVO Tarantula」の「安くて簡単アップグレード」をご紹介していきます!

関連記事:「TEVO Tarantula」を組み立てよう!

※本記事の画像・文章の無断使用・転載・複製・盗用を禁止します。


スポンサーリンク

0 件のコメント:

コメントを投稿